6月1日は「写真の日」

コラム

6月1日の「写真の日」は、公益社団法人日本写真協会が1951年(昭和26年)に制定しました。
長崎奉行の御用時計師である上野俊之丞が薩摩藩主・島津斉彬を撮影した
1841年(天保12年)6月1日が、日本で初めて写真が撮影された日とされていたからです。

ところが、その後の調査でこれが誤りであることが確認されました。
島津斉彬を撮影したのは、1857年(安政4年)9月16日から翌17日にかけて、斉彬の側近(市来四郎、宇宿彦右衛門たち)が撮影したそうです。(なお、旧暦の9月16日は、西暦換算すると11月2日になります)
この写真は、現在、国の重要文化財として保管されています。

現存はしていませんが、斉彬は自分でも写真を撮っているそうです。
先述の肖像を撮らせる数日前、1857年(安政4年)9月13日には、側近の山田為正(壮右衛門)を写し、さらに16日にも、近く琉球に渡る予定だった市来四郎を写して、それを留守中の家族に預けるよう渡したそうです。

この写真機(カメラ)は、1848年(嘉永元年)に長崎商人の上野俊之丞が初めて輸入し、これを薩摩藩に献上したそうですが、現像の技術がないため、なかなかうまくいかなかったようです。
島津斉彬が嘉永4年に藩主となり本格的な研究を市来四郎や宇宿彦右衛門、蘭学者の川本幸民らに命じて開始され、輸入から9年後の1857年(安政4年)になって、撮影できたようです。

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参考資料
長崎県 https://www.pref.nagasaki.jp/object/kenkaranooshirase/oshirase/442705.html
文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/4726
日本写真協会 http://www.psj.or.jp/gekkan/about/gekkan2003.html

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